初秋の候、会員の皆様におかれましては益々ご清栄の事とお慶び申し上げます。
また、平素より当技士会の事業に多大なるご支援、ご協力に感謝申し上げます。
第6回定時社員総会後の臨時理事会におきまして、一般社団法人愛知県臨床工学技士会(以下、当会)の第4期理事長に選任され、当会の運営をさせて頂く事となりました。宜しくお願い致します。
今年度は、総会にて承認頂いた事業計画に基づき、2010年一般社団法人取得後日比谷前理事長が築いてきた法人格に相応しい健全な運営基盤を継続してまいります。
当面の目標は、若手技士への啓蒙を強化した事業を追加計画することで更なる組織力の強化です。また、継続の目標として理事会等の会議内容の公開等透明性確保と事 務局業務の負担軽減に向けた業務の分配を図りたいと考えております。
そのほかの取り組みとしましては、以下の内容を考えております。

1. 会員の皆様のニーズを見極めた学術セミナーの提供とともに会員相互の交流や親 睦の場を提供すること。

2. 社会的知名度の向上を目的とし、昨年開催した「高校生1日体験」に加え小・中 学生等を対象とした「病院ごっこ」等の事業を企画。

3. 今季からの理事定数の増員に伴う理事業務の明確化と適正配置。

4. 会員の当会ホームページ閲覧を身近なものにするため、スマートフォンサイトを作成し、活用を促す。

2014年6月「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」が成立し、「特定行為に係る看護師の研修制度」が法制化されました。この中では、看護師による医行為のみならず機器の操作や管理といった内容も盛り込まれています。その中で我々臨床工学技士は、医療機器に関しより専門化した職種と訴えるにあたり、中央と地方の協力体制は不可欠です。
また、今年度の診療報酬改正に伴い、集中治療にかかわる臨床工学技士の業務環境 も変化してきております。各病院での対応や体制を含め中央からの情報も迅速に提供していきたいと考えております。
当会初の女性理事を含めた新体制にて、会員の皆様にご意見ご希望を伺いながら会員目線に立った会として運営し、この愛知県臨床工学技士会事業に反映して行きたいと考えております。皆様のご協力・ご支援、そして事業への参画をお願いしまして就任の挨拶に代えさせていただきます。

第4期理事長 神戸 幸司